皆さんは、家の隙間風に思わずゾクッとした経験はありませんか?
近年は 家自体の隙間が少ない“気密性の高い”住宅が多くなったので、もしかしたら感じたことのない方もいらっしゃるかも知れません。
[ 気密性について ]
住宅の気密性はC値(シーチ)という単位で表すことができます。
建物の床面積と隙間面積で求めます。数値がゼロに近いほど気密性が優れていると言えます。当社では、断熱工事後(施工中)と完成時の2回気密測定を実施しています。当社でも、目標値を定め。
【従来の日本の目標値:5.0 (㎠/㎡)以下】
【ueno-edp 目標値】
・断熱材 現場発泡ウレタンのみ使用 : 0.5(㎠/㎡)以下
・断熱材 ヒートコアパネル使用 : 0.7(㎠/㎡)以下
例)ueno-edp 2019実績
[完成時 C値:0.40(㎠/㎡)]
延床面積149.07㎡(約45坪)のお家全体で、約60㎠の隙間しかないということになります。ほぼ名刺サイズです。
「隙間風の心配がいらないからいいなぁ!」…もちろんです!しかし同時に換気が重要になります。
現在、日本では24時間換気が義務化されています。
シックハウス症候群(目がチカチカする・涙が出る、鼻水が出る、のどの渇き・痛みや咳など)の原因となる代表的な化学物質“ホルムアルデヒド”等は、住宅建材や家具などから発散されます。
これらの気中濃度を一定以下に下げる目的で、建物に機械換気の設置が義務化されました。
住宅の場合、「2時間ごとに家中の空気全体が入れ替わる」機械換気が必要です。
24時間換気装置は、断熱材を施工する前に設置します。
工程が進んでいくと、天井裏に隠れてしまうので見えなくなります。
家の見えないところにも快適に住まうための要素がたくさん含まれています。
現在建築中の皆様には、現場打合せの際に、完成後は見えなくなってしまう部分にも注目してご覧いただけたらと思います。
ueno-edpについてもっと知りたい方はお気軽にご連絡ください。
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