高断熱・高気密の家づくりにとても重要な「断熱」
その施工方法や断熱材はいろいろありますが、
ueno-edpでは、建物の内側に現場発泡の硬質ウレタンフォームを吹き付ける施工を行っています。
しっかりと養生をし、スプレーで吹付を行います。
モコモコモコと膨らんでいきます。
吹き付けた後はこんな感じ…
隙間なく、びっしりとモコモコで覆います。
壁、天井、床下(基礎)と吹き付けします。
基礎のコンクリート自体を断熱材で覆い、コンクリートに外気温を伝わりにくくします。
この基礎の吹付ですが、床下に入り込んでの作業…。(床下高さ35cm)
作業中の写真は撮れませんでしたが、想像するだけで大変そうです。
以前に、大工さんに「床に『マテ』って書いてあるのなんですか?」
と尋ねたことがあり、
「断熱の時に床下に入るから、
『釘を打つのをマテ(待て)』の『マテ』だ」
と教えてもらったことがありました。
(↑コレです)
ここを開けて床下の吹き付け施工をします。
この『マテ』の位置も、どこにしたら吹付業者さんが作業しやすいかを大工さんや現場監督さんが考えて決めているのだそう。
このように、家づくりは連携プレーです。
モコモコ状態から、まずは柱の養生を剥がしていきます。
細長いヘラのようなもので、柱、一本一本剥がしていきます。
剥がすと柱や筋交が見えます。
スプレーで吹き付けるので隙間なく充填されますが、
いろんなところについてしまうので、余分なものは丁寧に落とします。
そして、柱からはみ出ている部分をきれいに平らにしたら…。
断熱材の吹付は完了です。
ueno-edpの断熱材の厚さは
屋根:150mm
壁:100mm
基礎:35mm です。
この後に、一回目の気密測定を行います。
気密測定は、断熱材の施工後と、完成時と2回行います。
今回の測定結果は0.3㎠/㎡でした。
この数値が、C値(隙間相当面積)です。
ゼロに近いほど、隙間がなく、気密性が高いと言えます。
C値について、詳しくはこちらを!
断熱について、以前のブログでもご紹介しています。
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