決して、オシャレな料理の作り方ではありません。最近よくお客様との打合せで持ち上がる話題「ヘリンボーン」。住宅ではよく床に施される模様です。木の板を、V字になるよう一枚いちまい貼って完成します。床一面に施すだけでなく、アクセントとして一部に施すのも素敵ですね。
2020.1.14 A様邸にて
湯梨浜町のA様邸では、平屋の玄関の床にヘリンボーンが施されています。今日、現場で初めて見させてもらったのですが、繊細さと木の色合いがとても美しかったです。今回腕を振るったのはT大工さん。通常のフローリング材よりも細く短い板を一枚いちまい貼っていくのは、とても根気と丁寧な作業でないと完成させることができないのは、想像がつくと思います。
T大工さん曰く、「“だし”が肝心」。それを聴き、だし…と考え込んでいると、一緒に木工事を進めるN大工さんが「出だしの1枚目が肝心ってこと!」と教えてくださいました。
写真は、養生を少しめくって撮らせてもらいました。もっと観たそうにしている自分に、T大工さんがご自身で撮っていた施工直後の写真を見せてくださいました!3枚の写真、家全体の出来上がりが更に楽しみになりました。早く、ヘリンボーン全体も見たいです!
とっても小さな三角形に刻まれた、一片の板の部分もあり、ずっと眺めていられます。大工さんが自分の仕事を写真で残すような家に住める施主様が、とても羨ましくなりました。
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